ヴェスタス

デンマークに本社を置く風力発電設備のヴェスタス。設備の設計から製造、販売まで、すべての部署を社内に置いているワンストップサービスの会社です。

洋上風力発電では世界一のシェア「ヴェスタス」

ヴェスタス社の発祥は1945年。デンマークの小さな街で、Peder Hansen氏によって設立されたVestjysk Stålteknik A/Sが始まりです。

もともと家電製品の製造会社だったのですが、設計・製造の技術を活かし、ほどなく農業機材分野にも進出。その後、インタークーラーや油圧クレーン事業にも参入し、1979年には風力発電事業を開始しました。

2003年には同国のNEG Micon社と合併し、社名を現在のVestas Wind Systems A/Sに変更。この合併によって、ヴェスタス社は従業員20,000人以上を抱える世界最大の風力発電会社となりました。

風力発電の世界シェアは第1位ですが、日本におけるシェアも23%で第1位。現在、ヴェスタス社製の風力発電設備は、世界60か国以上で導入されています。

2003年、日本に現地法人ヴェスタスウインドテクノロジージャパン株式会社を設立。以後、三菱重工との協力関係のもとで風力発電事業を拡大中です。なお、現在のヴェスタス社は、洋上風力発電を中心に事業を進めています。

◆風力発電機の製品特徴

現在のヴェスタス社は洋上風力発電事業を中心に展開しているので、一般の投資家にはあまり縁がないかもしれません。ただ、風力発電投資に関心のある方にしてみれば、大変興味深いプロジェクトを進行しているので簡単に紹介します。

現在ヴェスタス社が製造・販売している洋上風力発電設備の筆頭製品は、「V112-3.45」。1基につき3,450kwという大出力を誇る発電設備です。

2013年、ヴェスタス社は日本の三菱重工と風力発電分野で合弁。以後、両社は協力して巨大な洋上風力発電プロジェクトを企画してきました。この企画に具体的に着手したのが、2015年5月。イギリスのランピオン洋上ウインドファーム・プロジェクトです。

ヴェスタス社が誇る3,450kwの「V112-3.45」を三菱重工が116基購入し、設置を着々と進めています。プロジェクトは現在進行中ですが、完成すれば総出力400,000kwという世界最大の洋上風力発電設備が誕生します。

電力の固定買取制度とは趣が異なりますが、風力発電に関心のある方は、このプロジェクトのその後を追ってみるのも興味深いでしょう。

◆基本情報

会社名 Vestas Wind Systems A/S
所在地 Hedeager 42 8200 Aarhus N Denmark
※このサイトは、個人が調べた情報を基に公開しているサイトです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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