風力発電の将来

風力発電を待ち受ける将来とはどんなものでしょうか?風力発電の今後や想定される課題について、ここではリサーチしています。

風力発電を取りまく環境と将来性

風力発電を取り巻く環境は明るいと言えるでしょう。まさに追い風が吹いている状況です。

地球温暖化対策に向けた新エネルギー源としての期待

現在のエネルギー政策の主流は、火力発電。石油や石炭を燃焼させて電力を作る仕組みのため、大量の二酸化炭素等を排出してしまい、地球温暖化の一因ともなっています。一方で風力発電は、二酸化炭素の排出もほとんどなく、温暖化への影響もほとんどありません。

国による新エネルギー政策の加速

1997年に成立して2005年に発効した京都議定書に基づき、日本政府をはじめこれに批准した各国が新エネルギー政策を推進しています。

とりわけ日本は、2010年度に風力発電の導入目標を従来の10倍に設定するなど、京都議定書の議長国として大胆な政策を発表しています。

機器の大型化によるコストパフォーマンスの向上

かつて、風力発電は他の発電システムに比べてコストが高いことが弱みでした。近年では発電機の大型化が進み、コストパフォーマンスは他のシステムに比肩する水準に近付きつつあります。

風力発電拡大のためのインフラ拡充への動き

国による風力発電推進政策を背景に、電力系統との連系対策、蓄電池の活用など、風力発電に関わるインフラの拡充が検討されています。

風力発電に残される課題

風力発電を取り巻く環境が整備されつつある中、同時進行しなければならない風力発電の課題も残されているのは事実です。

生物や生態系への影響

ブレード(風車)に渡り鳥などが巻き込まれる事例が散見されています。また洋上風力発電では、海洋生物や漁業への影響も懸念されています。

青森県六ケ所村に日本最大の風力発電施設の建設が企画されていましたが、建設予定地には希少な鳥類が生息していたため、事業は大幅に縮小されました。

風車落下等のリスク

巨大な風車が落下する事故を防ぐ努力、および設備の近隣住民への安全性の説明が必要です。

京都や三重では、実際に大型風車の落下事故が発生しています。落下した風車の直径は80m。幸い人的被害はなかったものの、近隣住民への脅威は計り知れません。詳細な原因は不明なままです。

莫大なコスト回収へのリスク

巨大な風力発電設備の場合、建設費用は数十億~数百億円にのぼります。発電維持になんらかの問題が生じたときの投資回収リスクは、甚大でしょう。

前田建設工業が山口県沖合に企画している洋上風力発電は、総事業費が250億円と試算されています。

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