全量買取制度と余剰電力買取制度とは

再生可能エネルギーで生まれた電力を電力会社が買い取る固定価格買取制度には2つあります。「全量買取」と「余剰電力買取」の両制度について、解説していきます。

全量買取制度と余剰電力買取制度の違いは?

再生可能エネルギーを発電した場合、その電力を電力会社が買い取ってくれるという制度があります。これが固定価格買取制度です。

固定価格買取制度はさらに、余剰電力買取制度と全量買取制度の2つに分かれます。それぞれ詳しく見てみましょう。

◆余剰電力買取制度とは

発電した電力を自宅や会社などで使用し、余った分だけ電力会社に売電できる制度です。10kw未満の太陽光発電を対象としています。

ただ買取価格は、ケースバイケースで異なりますので、注意しましょう。参考までに以下をご覧ください。

●平成27年度(2015年4月~2016年3月)の場合:33~35円/kw

●ダブル発電※の場合:27~29円/kw

※太陽光によってつくられた電力を蓄電池などに蓄えられる装置

いずれも買取保証期間は10年です。

◆全量買取制度とは

発電した電力をすべて電力会社に売電できる制度です。太陽光発電(10kw以上)や風力発電、地熱発電、水力発電、バイオマス発電など再生可能エネルギー全般を対象としています。

買取価格は、余剰電力買取制度と同じように毎年更新されます。また、発電方法によって価格に違いがあります。以下ご覧ください。

  期間 買取価格
太陽光発電 平成27年7月~平成28年3月 27円/kw
風力発電 平成27年度(2015年4月~2016年3月) 20kw未満で55円/kw、20kw以上で22円/kw

※買取保証期間はいずれも20年

なお、近年一部の事業者が販売している「分譲型風力発電」も全量買取制度の対象となります。

買取価格の推移に関する考察

再生可能エネルギーのうち、投資用や家庭用として身近なものは太陽光発電と風力発電でしょう。どちらでつくった電力でも固定価格買取制度の対象とはなりますが、それぞれの買取価格の推移は著しく異なっています。

太陽光発電は年々、買取価格が下落しています。一方で風量発電は、買取価格が一定です。

全力買取制度と余剰電力買取制度で健やか人生画像設備の建設費用を考えると、太陽光と風力とどちらが有利か一概には言えません。

ただ少なくとも、政府が特に風力発電の拡大・普及を狙っていることは読み取れるでしょう。これは買取価格以外でも、たとえば「グリーン投資減税」の100%即時償却制度が、太陽光は廃止になったのに対して風力は1年延長されたことからも分かりますよね。

投資対象として再生可能エネルギーの導入を検討している方は、政府の動きに常に注目しておきましょう。

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