洋上風力発電

ここでは洋上風力発電の概要や、現状での課題について解説していきます。

洋上風力発電とは

洋上風力発電とは海上における風力発電のことです。海に林立する風力発電設備を、テレビで見たことのある方も多いのではないでしょうか。

洋上風力発電の洋上画像海上は陸上とは異なり、山など地形上の障害物がありません。そのため、陸上に比べると風力が強くて安定しています。電力を得るためには理想の場所といえるでしょう。

ただし、海上は陸上と違い基礎が不安定。強風にあおられて発電設備が傾いてしまっては、発電効率も下がります。そのため、現在実用化されている洋上風力発電所は、すべて支柱が海底に固定されています(着床式洋上風力発電)。

現在、海上のいかなる場所でも発電機が設置できるよう、浮体式洋上風力発電と呼ばれる設備が研究・実験されています。実用化されれば、海底が深く支柱が届かないような場所でも風力発電設備を建設することが可能となります。

◆日本における洋上風力発電の現状

日本における洋上風力発電は、2004年に建設された北海道せたな町における「風海鳥」が始まりです。他にも実用化された洋上風力発電がいくつかありますが、まだ沖合における本格的な発電所は建設されていません。現在、銚子沖や北九州沖に、本格的な洋上風力発電所の実験設備が置かれています。

日本沖合における洋上風力発電の本格運転は、平成30年代になる見通しです。

日本は洋上風力発電に適している

日本は洋上風力発電に適した環境と言われています。特に北海道の沖合の一部や津軽海峡などには、一年を通して安定的な強風が吹いています。まさに洋上風力発電には適した場所と言えるでしょう。

また、離島を多く持つ日本は、実は世界第7位の経済的排他水域を持つ国。風況の調査をくまなく行えば、洋上風力発電に適した水域が多く見つかることでしょう。たとえ着床式の風力発電所の建設が不可能な水域であったとしても、日本のメガフロート技術力は世界トップ。期待が持てます。

なお、すでに欧米の企業の中には、日本の洋上風力発電市場への参入計画を打ち出しているところもあります。日本の洋上発電市場は成長余地が大きいと、世界が注目しているのです。

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